技術士筆記試験では、 文章の仕組み(プロセス+要素) を理解することが重要だと言われます。
しかし実際に答案を書く段階で最も差がつくのは、 語彙力、特に“文末表現”の引き出しの多さ です。
- 課題を示す文末
- 解決策を示す文末
- 効果を示す文末
- 管理・調整を示す文末
- 倫理を示す文末
これらは コンピテンシーごとに使うべき語彙が決まっている ため、 文末表現のレパートリーが増えるほど、 答案の精度と再現性が一気に高まります。
この記事では、 技術士試験で使える文末表現を“圧倒的なボリューム”で体系化 しました。
- 問題解決
- 評価
- マネジメント
- リーダーシップ
- 技術者倫理
それぞれのコンピテンシーに対応した文末表現を、 辞書として使えるレベルでまとめています。
あなたの専門性(アプリ)を最大限に活かすための、 “文章の仕組み × 語彙力”の完全版 として活用してください。
🟦 1. 問題解決コンピテンシー
背景 → 問題 → 課題 → 解決
■ 背景(7例)
- ~という状況にある
- ~という局面にある
- ~が明らかになっている
- ~が進展している
- ~が顕在化している
- ~が指摘されている
- ~が頻発している
👉 事実のみ。
■ 問題(7例)
- ~が問題となっている
- ~が懸念されている
- ~が深刻化している
- ~が悪化している
- ~の対応に迫られている
- ~という弊害が生じている
- ~が浮き彫りになっている
👉 マイナスな印象を与える言葉。
■ 課題(7例)
- ~の強化が課題である
- ~の向上が課題である
- ~の維持が課題である
- ~の回復が課題である
- ~の改善が課題である
- ~の確保が課題である
- ~の抑制が課題である
👉 プラスな印象を与える言葉。
■ 解決(7例)
- ~が解決策となる
- ~が効果的である
- ~が有効である
- ~を実現できる
- ~により打開される
- ~によって克服できる
- ~に寄与する
👉 対処した結果。
🟧 2. 評価コンピテンシー
効果 → 検証 → 改善 → 応用
■ 効果(7例)
- ~の効果が得られる
- ~が効率化される
- ~が改善される
- ~が低減される
- ~が安定化する
- ~が強化される
- ~の効率が高まる
■ 妥当性・検証(7例)
- ~の妥当性を確認できる
- ~の有効性を検証できる
- ~の適切性が示された
- ~の信頼性が担保された
- ~の合理性が認められる
- ~の妥当性が裏付けられた
- ~の整合性が確認された
■ 改善(7例)
- ~の最適化が可能となる
- ~の改善につながる
- ~の効率化が図れる
- ~の高度化が期待できる
- ~の持続性が向上する
- ~の品質向上に寄与する
- ~の安定運用につながる
■ 応用(7例)
- ~に展開可能である
- ~に応用できる
- ~に波及効果がある
- ~に適用できる
- ~に活用できる
- ~に展開が期待できる
- ~に水平展開できる
🟨 3. マネジメントコンピテンシー
資源 → 計画 → 管理 → 調整
■ 資源把握(7例)
- ~を把握する
- ~を整理する
- ~を明確にする
- ~を特定する
- ~を評価する
- ~を抽出する
- ~を可視化する
■ 計画(7例)
- ~を計画する
- ~を選定する
- ~を設定する
- ~を策定する
- ~を立案する
- ~を構築する
- ~を企画する
■ 管理(7例)
- ~を管理する
- ~を監視する
- ~を維持する
- ~を統制する
- ~を運用する
- ~を点検する
- ~を改善する
■ 調整(7例)
- ~を調整する
- ~を配分する
- ~を是正する
- ~を最適化する
- ~を調和させる
- ~を連携させる
- ~の整合を図る
🟩 4. リーダーシップコンピテンシー
関係者 → 利害 → 調整 → 合意形成
■ 関係者整理(7例)
- ~を把握する
- ~を明確にする
- ~を整理する
- ~を共有する
- ~を抽出する
- ~を俯瞰する
- ~を洗い出す
■ 利害(7例)
- ~の利害が存在する
- ~が懸念される
- ~が対立している
- ~が影響を及ぼす
- ~が調整課題となる
- ~が衝突している
- ~が不一致を生んでいる
■ 調整(7例)
- ~に配慮する
- ~の調整を図る
- ~の合意形成を促す
- ~の協働を促進する
- ~の理解を得る
- ~の調和を図る
- ~の歩み寄りを促す
■ 合意形成(7例)
- ~の合意を得る
- ~の方向性を共有する
- ~の認識を一致させる
- ~の協力を得る
- ~の協働体制を構築する
- ~の連携を強化する
- ~の協調を図る
🟫 5. 技術者倫理コンピテンシー
公益 → 公正 → 説明責任 → 秘密保持
■ 公益(7例)
- ~の安全性を確保する
- ~の信頼性を担保する
- ~の安定性を維持する
- ~の健全性を確保する
- ~のリスクを低減する
- ~の被害を防止する
- ~の保全を図る
■ 公正(7例)
- ~の公平性を確保する
- ~を適切に評価する
- ~を中立的に扱う
- ~を公正に判断する
- ~の透明性を確保する
- ~の偏りを排除する
- ~の適正性を担保する
■ 説明責任(7例)
- ~の説明責任を果たす
- ~を明示する
- ~を報告する
- ~を開示する
- ~を説明する
- ~を提示する
- ~を周知する
■ 秘密保持(7例)
- ~を適切に管理する
- ~を保護する
- ~を秘匿する
- ~を管理下に置く
- ~を漏えい防止する
- ~を厳重に扱う
- ~の取扱いに留意する
🎯 まとめ
技術士試験は、 コンピテンシー × 表現技法 × 専門性 で文章に磨きがかかります。
その中でも文末表現は、 最も即効性があり、最も差がつく武器。
このツールを使って、 どのコンピテンシーでも“正しい文末”が選べるようになれば幸いです。

