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思い出そう。技術士のコンピテンシー

技術士

技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)
それは何気ない普段の業務において、既に発揮しているはずです。
口頭試験に向けて経歴を眺めながら自問自答してみることをおススメします。

🫶コミュニケーション
相手が理解できるレベルに合わせて説明できる能力もその一つ。
わかりやすく、端的に、例え話を入れながら。

コミュニケーションは場数で鍛えられます。
官庁、議会、審議会、管理者、住民、大学、民間企業、研究機関、学生などなど。
過去にいろんな方々に説明する機会があったと思います。
一番大変だった会議・協議は?
わかりにくいと言われて修正した経験は?
最も記憶に残っている場面は?
特に相手の反応が良かった説明内容は?

✊リーダーシップ
立場が異なれば主張や重視することも異なって当然。
合意形成を図る時、落とし所に着地させるように誰かがリーダーシップを働かせている。

リーダーシップは上の人間が取るべきと勘違いしがちです。
お客さんの都合と会社の都合、地元の都合と発注者の都合。
その狭間でなんとか進めるのが現場の世界。
最後の落とし所に導くのは誰?
ふと我に帰ってください。
あなたは既にリーダーシップを発揮していますね?

👏評価
何のための評価?
評価(Check)により達成度を確認し、改善点を探るため。
PDCAのCheckの次はAct(改善)。
スパイラルアップの鍵は評価。

今より改善すべきであれば聞く耳を持つ必要がありますね。
気づきを与えてくれるフィードバックに感謝しましょう。
良い評価を得た成果は?
うまくいった仕事を次に生かせた経験は?
また、自ら評価し改善する能力も成長には不可欠です。
業務の中で、自ら気づき改善したことは?
次の仕事では改善したいことは?

👌マネジメント
成果を上げるために限られたリソース(人、モノ、カネ、情報)をいつ、どこで、どう配分するか。
工程表、要員計画、実行予算を作成し、進捗管理する中でうまく行かなかった時のことも思い出そう。

○配分とメリハリ
予算が限られている
→重点業務とその他の業務に分けて予算を配分
人員が限られている
→定型業務と非定型業務に分けて人員を配置
自分のコントロール下のリソースは?
予算を見直したきっかけは?

○制約と調整
設備を確保できる時期が限られている
→使用可能な期間に応じて全体工程を調整(ボーリング調査等)
情報を入手できる時期が遅い
→代替情報で進捗させて情報入手後微調整(他業務の測量成果等)
お客さんの要望をどのように受け止めた?
何とかやりくりした経験は?


技術士口頭試験に向けて過去の記憶を振り返り、解答のネタを整理しておきたいですね。
(この記事はXでのポストを基にしています)