新しい技術と人との出会い

エンジニア

新しい技術や人と出会う方法の一つとして、展示会への参加があります。
展示会に出展する企業は製品や技術のPRを、参加する人は仕事で生かせる新しい製品や技術の情報収集を目的としており、企業や技術者にとって貴重なマッチングの機会となっています。
コロナ禍でしばらくオンライン形式となっていた展示会ですが、最近は対面形式に戻りました。
やはり、製品を直接目で見て、手に取って、出展者と対面で話をする場は大切です。

展示会に参加することが慣れていない人にとっては、足を運び、ブースに立ち寄るのは少し勇気がいるかもしれません。でも、気になるブースを訪れると、出展者から話しかけてもらえます。名刺はたくさんもっていきましょう。名刺交換を行うことで、個人と個人のつながりが企業と企業のつながりになります。名刺交換した相手が自分の会社の上司や先輩と面識があるなんてこともあります。
慣れてくると、説明を求めたい場合は、自分から声をかけることもあります。疑問に思ったことは質問しましょう。出展者は丁寧に質問に答えてくれます。普段の会社の仕事とは少し違ったコミュニケーションがうまれます。目的をもって展示会に足を運び、名刺交換し、質問をすることで、ビジネススキルも磨かれます。
一方、出展企業側となると展示会の準備、プレゼンの練習、展示会への参加の呼びかけなどを行い、開催日を迎えることになります。自社の製品や技術を売り込むプレゼンは、出展企業の社員にとってもスキルアップの貴重な機会です。製品や技術だけでなく、名前と顔を売る機会でもあります。
展示会から生まれるビジネスもあります。

規模の大きな展示会は毎年同じ時期に開催されています。前年に名刺交換した方と再会することもあります。毎年必ず参加する展示会があると、展示会のシーズンが楽しみになります。展示会は年に一度のお祭りです。

多くの展示会は平日に開催されています。展示会はビジネススキルを磨く場であることから、研修や講習会と同じ教育を受ける機会です。予め参加したい展示会の日程を把握し、上司に相談し、スケジュールに入れておきましょう。展示会参加後はレポートや感想を上司に伝えましょう。

ボトムメニューに毎年開催される「土木・建築関連 主要展示会」を掲載しました。是非ご活用ください。