技術士二次試験まであと〇日

技術士

今年度も残り60日あまり。
あと〇日を意識すると意外とあっという間です。
時間を早送りして「技術士二次試験まであと1日」へ迫ります!
(過去の技術士二次試験の受験者へのメッセージを元ネタにしています)

技術士二次試験まであと168日
試験までにやっておきたいこと
①令和元年~令和5年度の過去問解答を自作する(HP等参照しながら)
必須Ⅰ 2問×5年分=10問、選択Ⅱ-1 4問×5年分=20問、
選択Ⅱ-2 2問×5年分=10問、選択Ⅲ-2 2問×5年分=10問
合計50問 (50問×2.5時間/問=125時間)
②過去問の解答を査読してもらう
③過去問の解答を完成させる (50問×1時間=50時間)
過去問を概要版にまとめ、キーワードを整理する (50問×0.5時間=25時間)
⑤過去問に出ていないテーマを国の資料から探し出して想定問題を作る(10時間)
⑥想定問題を解答する(10問×2.5時間/問=25時間)(HP等参照しながら)
⑦想定問題を査読してもらう
⑧想定問題の解答を完成させる(25問×1時間=25時間)
想定問題を概要版にまとめ、過去問と合わせてキーワードを整理する(10問×0.5時間=5時間)
⑩手書きにより分量、スピード、時間配分等を確認する。(午前2時間+午後3時間=5.5時間)
合計 270.5時間(+復習)
1日平均2時間として136日、余裕を見て5か月。2月から始めれば間に合います。
専門分野を絞り込んだ場合でもその半分の135時間は確保したいところです。

技術士二次試験まであと137日
技術士試験において大事なことは、
①マインドセット(モチベーションの維持)
②勉強法
③セルフマネジメント(時間他)
だと考えます。
②については、人それぞれのやり方あると思いますが、確実なのは次の方法です。
・過去問、近年国が示した指針、手引き等の資料を分析(概要版レベルのものから)
・過去問、予想問題に対して、ネットで確かな情報(主に国HP、法令、基準)を得て解答骨子を作成
・キーワードに対しては、用語説明も求められるため、これも検索して整理、理解

メリット:誰かの解答例から勉強するよりも確実に根拠のある解答が作成可能で、解答の組み立て方が鍛えられる
デメリット:やや時間を要する
はじめは解答の構成が難しいので、解答例をさらにブラッシュアップするつもりで取り組むと自分なりの解答が作成できます。

技術士二次試験まであと106日
仕事は別として、勉強などは人からやれと言われると心理的に抵抗したくなるものです。
心にも慣性力は働くらしく、自分も感じることがあります。

また、欲が無ければ自ら求めることはありません。
逆に考えると、欲をうまく利用すれば走り出すことができると言えます。

欲は大きく二つに分けられます。
理想の未来を叶えたい欲
最悪の未来を避けたい欲

まず自分の欲を理解することが活動の始まりです。
そして習慣化できればもう成功したようなものです。

技術士二次試験まであと76日
試験の準備時間は限られています。
そして試験の時間も有限です。
与えられた時間内でどれだけ得点を稼ぐことができるか。
正確さとスピードが求められるのは仕事も同じ。
勉強も限られた時間内に正確な情報をインプットし、アウトプットの練習をするだけです。
短期間に合格できる人は、仕事も早く正確にできる能力があるといえます。
世の中でたいてい求められるのは速さと正確さ
資格はその能力を公に認める制度です。

技術士二次試験まであと45日
試験のポイントは
・国が何を示しているか
・過去にどんな問題が出たか
これは仕事も同じです。
・国の動向、法や制度改正などを把握する。
・先行事例、類似案件、過去の成果品、先輩方から情報をもらう。

思いつき、根拠なし、なんとなく、自分なり、独自の発想などはいらないし、認められない。

一行の文章を書くときも
一本の線を引くときも
意味を持たせる
ことができなければ、得点は得られない。
そういう試験だと思いましょう。

技術士二次試験まであと15日
危機感は高まり、暑さも増し、特に体調管理に気をつけたい時期です。
仕事をしながらストレスや疲労感と戦い、試験勉強をするのは大変なことだと思います。
だからこそ、やらされてる感を持って取り組むより、楽しむ気持ちを持って取り組んだ方が健全です。

技術士を取ると責任も増えますが、責任を伴うのが本来の仕事です。そこには全く新しいステージが待っています。技術士にしか見えない世界
この世界に入り、これを知らずに技術者の生涯を終えるのはもったいない。

技術士二次試験まであと1日
全く新しいステージ
技術士にしか見えない世界・・・
とは?

一言でいえば助手席ではなく、ドライバーズシートから見る世界

科学技術立国日本を支える使命感を持った技術者となって道を進み、そこで目の当たりにする世界では何故か今まで見えていなかったものが見えてきます。

そして、会社の社員としてだけでなく、技術士の名称を用いて「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」という新しいステージが待っています。

会社の社員としてだけでなく、技術士の一人として以下の事項を認識して行動することで見える世界。
・科学技術の利用が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識
・業務の履行を通して安全で持続可能な社会の実現、公益の確保に貢献
・広く信頼を得てその使命を全うする
・品位の向上と技術の研鑚に努める
・多角的・国際的な視点に立ちつつ、公正・誠実を旨として自律的に行動

つまり、これらを技術士として意識することで物事の見え方が変わってきます

技術士倫理要綱
技術士は、科学技術の利用が社会や環境に重大な影響を与えることを十分に認識し、業務の履行を通して安全で持続可能な社会の実現など、公益の確保に貢献する。 技術士は、広く信頼を得てその使命を全うするため、本倫理綱領を遵守し、品位の向上と技術の研鑚に努め、多角的・国際的な視点に立ちつつ、公正・誠実を旨として自律的に行動する。